【女ひとりでジョグジャカルタ⑥】ポロブドゥール遺跡近くの宿
今回、1泊目は日の出のためにポロブドゥール遺跡にほど近い宿を選びました
その他のこだわりは特になく、前日にbooking.comで適当に予約を済ませました(2000円程の宿)
http://www.booking.com/Share-cmr25A
予約後に詳しく調べてみると、交通の便がいい場所とはいえず少し後悔したほどです
ところがここが旅を盛り上げてくれる素敵な宿だったのです!!
川沿いにある宿
到着したのは夜遅く
小さい村の奥の川沿いに宿はあり、暗いながらも妙におしゃれな雰囲気が漂っていました
絵がずらっと並んでいるスペースがあったため記念撮影(笑)
翌朝の風景
テラス席が敷地内に点在しており、私はこのパラソルがある席で朝食をいただくことにしました
朝食はこちら!マノハラホテルの軽食もそうでしたが、インドネシアのご飯はカラフルです!
今回、朝食とともに出された珈琲を飲んだ時、このコピ・ルアックのことが脳裏をよぎったわけです(舌触りに違和感を覚えたため)
しかしすごくコーヒーを飲みたい気分だった私は、ろ過の仕方の問題だと自分に言い聞かせながら飲み込みました!そうしたらおかわりを注いでくれたので、それもいただきました(笑)
事実確認はしません!知らぬが仏!!笑
そして視界の左の方で、なにやらごそごそしてる白いTシャツの人がいるなーと気になっていたら
えっ絵を描き出したー!!
あの飾ってあった絵画の作者だとすぐにわかりました
それが初見でしたが、彼がこの宿の主でした
油絵をほぼ毎日描いていて、この宿も自分でデザインしたものなのだそう
自分の土地でアーティスト自身が作った宿だからこそ、これほど魅力的なのだなと納得しました
Spirit ot the River
それぞれの絵画の発想はどこからくるのかと訪ねたら、「川を見ているとどんどんとアイデアが湧いてくるんだ、川は生きているからね」と答えてくれました(意訳)。それを家主は「Spirit of the River」と呼んでいるとも教えてくれました
なにそれめちゃくちゃカッコイイ!!!
そんな私たちの目の前に広がっていた川の景色はこちらです
確かにこの緑と川を見ていると、生命力を感じますね
そのあとも家主はタバコをふかしながら、ポロブドゥール遺跡について教えてくれたり、それに絡めたゲームをしよう、と占いをしてくれたり、とても魅力的な人でした
自然の中のプライベートギャラリー
家主はまた、私が昨晩見た絵はほんの一部で奥にもっと大きいギャラリーがあるから行ってくるといいと言い、案内役に彼の甥っ子を呼んできてくれました
甥っ子(18歳) 赤ちゃん共々整った顔立ち!笑
それまで入ったことのなかった宿の裏道らしきところを進みます
自宅の庭なのでずんずん進んで私をリードしてくれる甥っ子。赤ちゃんかわいい
ずんずんー、んっ??
なんですかこの、ゼルダの伝説の森の神殿ばりの雰囲気は?!通り道だけどすでに満足感
最高です。これらの庭や小屋も家主作
そしてもう少し奥に行ったところにギャラリーはありました。こちらがエントランス。かなり横に長い建物です
作品はポロブドゥール遺跡をオマージュしたものが多かったです
他にも家の中を歩き回っているそれぞれのニワトリたちの絵があったりと、生活と絵を描くことが共存していることが伝わってきます
さすが芸術家、自画像も多い!
あっちにもこっちにも家主が!笑
休憩スペースもあり
だっこされたまま眠ってしまった赤ちゃんを座らせてみたところ、起きました
かわいすぎます!!
家主の弟子らしき人が、絵を設置している最中だったのでみんなで見守るひととき
そんなこんなで50作品以上は展示してあるプライベートギャラリーとなっておりました
本当に最高ですね!!!
ちなみに今回泊まった部屋はこちらです
車での送り迎え
この素敵な宿、遺跡からは車で15分程の場所にあり、自力で移動することはなかなか難しいです
しかし始終送迎サービスを利用できるため全く問題ありませんでした(以下の内容をすべて含めて500円程度)
4:00 起床
4:30 ポロブドゥール遺跡へ(車)
7:30 ポロブドゥール遺跡に迎えにきてくれ、宿に戻る(車)
8:00 宿で朝食
8:30 家主と雑談
9:00 宿内ツアー
10:30 パオン寺院へ(車)
10:50 ムンドゥ寺院へ(車)
11:30 ジョクジャカルタ市内に行くバス停まで送り届けてもらい終了
一連の送迎も家主の甥っ子がしてくれました。もはや甥っ子と一緒に旅行をしている気分(笑)
車から見た外の景色をてきとうに
ムンドゥ寺院とパオン寺院
これらはボロブドゥール遺跡と同時期に作られたものといわれています。
どちらも小さい遺跡ですが、この地が古都であったことを感じられ見ごたえがあります。
このようにして充実した午前中を過ごしたあと、40km離れたジョクジャカルタ市内へと発ったのでありました
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